プリウス ハイブリッドシステムチェック警告の原因とは?
プリウスに乗っていたら警告音ともにこんな表示が。
「ハイブリッドシステムチェック」との表示。
突然、警告音と見慣れない表示がでたら不安になりますよね。
この「ハイブリッドシステムチェック」との表示は簡単にいうと、プリウスのハイブリッドシステムに異常がでたということです。
プリウスなどのハイブリッドカーはエンジンとモーターを使用して走行しています。
そのエンジンとモーターのシステムのことをハイブリッドシステムといいます。
今回は、ハイブリッドシステムチェック警告の原因について解説いたします。
ハイブリッドシステムチェック警告の原因
プリウスのハイブリッドシステムは以下の部品で構成されています。
・駆動用バッテリー(ハイブリッドバッテリー)
・電気モーター
・エアコンコンプレッサー
・パワーコントロールユニット・DC/DCコンバーター
・サービスプラグ
・高電圧ケーブル
・コーションラベル
「ハイブリッドシステムチェック」の警告は、駆動用バッテリーや電気系統に異常がでた場合に表示されます。
異常の原因によっては、警告音がでるだけ、エンジン動力のみに切り替わる。など運転に支障はでるものの走行可能な場合もあります。
しかし、走行ができたとしてもなるべく運転しないことがオススメです。
突然走行できなくなってしまったりする場合があります。
主な原因とは?
「ハイブリッドシステムチェック」の警告の原因のほとんどが、「ハイブリッドバッテリーの劣化」といわれています。ハイブリッドバッテリーの劣化が原因の場合は、走行可能な場合があります。
プリウスにはハイブリッドバッテリーと補機バッテリーというものが搭載されており、ハイブリッドバッテリーはモーターを動かすための電気を蓄えています。
このハイブリッドバッテリーから電気が供給されることで、インバータ・コンバータで適切な電圧に変換されモーターに伝わります。
特に走行距離が10万km以上の車は駆動用のバッテリーセルと呼ばれる部分の一部が経年劣化によって電圧低下を起こしている可能性が高いです。
このハイブリッドバッテリーが寿命を迎え、ハイブリッドシステムチェックの警告がでるケースが多いです。
走行が不可の場合
上記で、主な原因は「ハイブリッドバッテリー」と解説しましたが、警告が出て走行が不可の場合、ハイブリッドバッテリー以外の部品の異常が考えられます。
比較的異常が起きることが多い部品として以下の2つがあります。
1.インバーターの故障
2.DC/DCコンバーターの故障
1.インバーターの故障
インバーターは、直流電流の駆動用バッテリーを交流電流に変換しモーターを動かす、という役割を担っています。
非常に高い電流が加わっているため、大きな負荷がかかり比較的故障しやすい部品になります。
2.DC/DCコンバーターの故障
インバーターの故障以外で考えられるのがDC/DCコンバーターです。
DC/DCコンバーターは、モーターや各電子機器に合った電圧に変換する役割を担っている部品です。
こちらもインバーター同様、高い電圧が加わり大きな負荷がかかるため比較的故障しやすい部品になります。
まとめ
「ハイブリッドシステムチェック」の警告について解説いたしました。
プリウスを含め、ハイブリッドカーにお乗りの方はこの表示がでる可能性があります。
万が一警告が表示されてしまったら、すぐにお近くの整備工場や販売店などで診てもらいましょう!
また、定期的にメンテナンスを行うことで未然に交換するなど対策ができますので、定期点検はしっかり行いましょう!
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