夏に多いトラブル!!バッテリー上がりが多い理由を簡単解説
そもそもバッテリー上がりとは??
バッテリーは充電して繰り返し充放電できる電池のことを指します。正式には蓄電池と呼びます。
バッテリーは身近なものにも使われており、スマートフォンやBluetoothスピーカー、Nintendo Switchなどの携帯ゲーム機にも使われています。
バッテリーは、【充電】電気を蓄え、蓄えた電気を放出することができるため、スマートフォンなどの電子機器をどこでも持ち運びすることができています。
車の場合、電気自動車以外は、外部から電力を補充するのではなく、車の内部で充電しています。
車には充電するために発電機を備えていて、この発電機はオルタネーターと呼ばれる部品です。
オルタネーターはエンジンの駆動力を利用し回転することで電力を生み出しています。
つまり、車が走っているときはバッテリーが充電されているのです。
車で消費される電力が、充電量を上回り消費され続けると、バッテリーに蓄えられた電力が枯渇していきます。
バッテリーの電力は主に、エンジン始動時に消費されるため、エンジンを始動するために必要な電力がなくなりバッテリー上がりとなります。
夏にバッテリー上がりが多い理由
夏はバッテリーの負担が大きくなります。
車にはカーナビやライトなど電力を使用するものが多くあります。
その中でも、夏にかかせないものがエアコンです。
家庭にあるエアコン同様、車のエアコンも電力消費量はとても大きいです。
設定温度が低ければ低いほど、風量が強ければ強いほど電力消費は激しくなります。
そのためエアコンを使用することで電力の消費量が蓄積量を上回ってバッテリー上がりが引き起こしやすくなるのです。
渋滞時やアイドリング状態はバッテリーへの負荷がとても大きくなります。
上記で説明した通り、車は走っている時に充電されるため、停車中などは電力だけ消費されることになり、足りない電力はバッテリーから供給されることになり負荷が大きくなります。
バッテリー上がりの対策
エアコンの設定温度・風量の調整
エアコンの設定温度・風量を調整しましょう。
ある程度車内が冷えたら、設定温度を上げ風量を下げることで対策になります。停車時のエアコン使用は電力消費だけになるので特に注意しましょう。
バッテリーの定期点検
バッテリーは消耗品のため、適切に使っていても約2~3年が寿命をと言われています。
定期的に交換することはバッテリー上がりの予防にもなります。また、バッテリー液の量もチェックしましょう。
バッテリー液の入っているケースの側面にはバッテリー液の上限と下限を示すラインがありますので、このラインの間にバッテリー液があるかを確かめましょう。
バッテリーの電力を測定することも重要です。エンジン停止状態で電圧が12V以下に低下しているようなら充電もしくは交換しましょう。
定期的な長距離運転
日常的に、短距離・短時間しか車に乗らない方は長距離運転をしましょう。
長距離運転することで、バッテリーをしっかり充電しましょう。
まとめ
夏の猛暑はバッテリーにとって、とても負担が大きいです。
バッテリー上がりを避けるためには、電力の無駄遣いをしないこと、定期的なバッテリーの点検、長時間走行でバッテリーをしっかり充電することが大切です。
出先などでバッテリーが上がってしまうとロードサービスを呼んだりと、手間がかかってしまいます。
そうならないためにも今回ご紹介したことが少しでも参考・役だってもらえると幸いです。
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