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30プリウス 燃費が悪くなる原因3選

2024.07.20
30プリウス 燃費が悪くなる原因3選

30プリウスに乗っている方で「最近燃費悪くなった?」と思った方いらっしゃるのではないでしょうか?

今でも現役で走っている30プリウスですが、燃費が悪くなったら故障かなと不安に感じるかと思います。

そこで今回は。30プリウスの燃費が悪くなる原因を3つ簡単に解説いたします。

駆動用バッテリーの劣化

30プリウスのメインバッテリーはニッケル水素バッテリーが使われていて、10年10万キロほどまで本来の燃費性能が維持されるとされてきました。

ただし、スマートフォンのバッテリーと同じように、充放電を繰り返すたびにバッテリーの性能が低下し、充電しても満充電に達しなくなります。

プリウスのハイブリッドシステムは、メインバッテリーの残量が少なくなるとエンジンが作動して駆動力を提供します。

その結果、ガソリン消費量が増え、『燃費が悪化した』と感じるようになります。

エンジンオイルが推奨粘度と異なる

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30プリウスに推奨されるエンジンオイルの粘度は「0W-20」と呼ばれるもので、『0W』はエンジン始動時など常温での柔らかさを表しています。

0W-20のオイルの粘度は別格ハイブリッドカーやアイドリングストップ機能付きの車では、「0W-20」の粘度のエンジンオイルが推奨されていますが、その他の車種では今でも「5W-30」の粘度のものが使用されています。

実際に0W-20と5W-30のエンジンオイルをオイルジョッキに入れようとすると、その粘度の違いを感じることができます。

5W-30のオイルなら「コポコポコポ」という注ぎ音。0W-20なら「パシャパシャパシャ」という感じ。まるでサラダ油と蜂蜜みたいな粘度の違いです。

0W-20という粘度のエンジンオイルは化学合成オイルの配合率が高く、そのためオイルとしての価格もやや高くなっています。

それに対し、5W-30のオイルは汎用性が高く、ほとんどのガソリン車に対応できる粘度なので、どの整備工場やメンテナンスショップでも大半の車に使われていて、比較的に安価です。

0W-20の粘度のエンジンオイルの使用を推奨しているエンジンに安価で汎用性の高い5W-30の粘度を使用した場合約7%ほどの燃費の悪化がみられるという意見もあります。

しかし、ラフなアクセルワークやエアコンの多用で帳消しになるレベルです。

タイヤの空気圧

タイヤの空気圧は、燃費に影響を与える重要な要素です。

タイヤの空気圧が低いと、タイヤが過度にたわみ、転がり抵抗が増加します。転がり抵抗が増えると、エネルギーの一部が熱として失われ、燃費が悪くなります。

適正な空気圧を保つことで、燃費を最適化できます。目安として、適正値よりも10%程度高めに設定することをおすすめします。

空気圧が適正よりも50kPa(約0.5気圧)低い状態で走行すると、都市部で燃費効率が約2%、郊外で約4%悪化することがあります。燃費の悪化は経済面だけでなく、地球環境にも影響を及ぼすため、定期的に空気圧を点検しましょう。

まとめ

今回は30プリウスの燃費が悪くなる原因を3つ簡単にご紹介致しました。

これらに気をつけてプリウスにお乗りいただくことで、プリウスの燃費の良さを最大限に生かすことができます。

まずは、忘れがちな定期的なオイル交換とタイヤの空気圧のチェックをしっかり行い快適なカーライフにしてください。

プリウスにお乗りの方や、これからプリウスに乗りたい方にとって少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

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